2013年9月16日月曜日

牛肉の栄養価について

牛肉には
動物性蛋白質、鉄、ビタミンB群などが
多く含まれています。



鉄分は血を作る役目があります。



牛肉に含まれる鉄分は、
ヘム鉄と呼ばれるもので、
これは植物性食品に含まれる
非ヘム鉄と比較すると
吸収力が10倍近く早く、
また動物性タンパク質と同時に
摂取すると更に吸収力を高めます。



これは加熱してもほとんど失われません。



亜鉛は、味覚障害を防ぐ効果があります。



また、風邪などの免疫力を高める力も
持っています。



動物性蛋白質というのは、
生物の構成要素です。



栄養そのものであり、
細胞成長にも使われます。



ビタミンB2というのは、
エネルギーの代謝、
皮膚の老化予防、
視力低下予防に良いです。



ビタミンB6は、
皮膚の免疫力強化に良いです。



更にビタミンB12は、
造血作用や脳機能の正常化に
必要なものです。



その他、ナイアシン、パントテン酸なども
ビタミンB群に含まれます。



コレステロールというのは、
脂肪吸収に必要な胆汁酸生成に不可欠です。



また、様々なホルモン分泌や
病原性細菌に対する免疫力を高めますが、
多量摂取には、注意する必要があります。



牛肉の栄養価について
更なる詳細については、
以下に記載しておきます。



100gあたりの栄養価です。



エネルギー 800 kJ (190 kcal)

炭水化物 0 g
- 糖分 0 g
- 食物繊維 0 g

脂肪 12.4 g
- 飽和脂肪酸 4.619 g
- 一価不飽和脂肪酸 6.5 g
- 多価不飽和脂肪酸 0.406 g

タンパク質 19.9 g
- トリプトファン 0.223 g
- トレオニン 0.938 g
- イソロイシン 0.927 g
- ロイシン 1.715 g
- リシン 1.906 g
- メチオニン 0.538 g
- シスチン 0.203 g
- フェニルアラニン 0.798 g
- チロシン 0.741 g
- バリン 0.995 g
- アルギニン 1.355 g
- ヒスチジン 0.746 g
- アラニン 1.234 g
- アスパラギン酸 1.939 g
- グルタミン酸 3.254 g
- グリシン 0.979 g
- プロリン 0.893 g
- セリン 0.819 g

水分 67.4 g

ビタミンA相当量 4 μg (0%)
- βカロテン 0 μg (0%)
- ルテインおよびゼアキサンチン 0 μg

ビタミンB1 0.084 mg (6%)

ビタミンB2 0.224 mg (15%)

ビタミンB3 3.588 mg (24%)

ビタミンB6 0.399 mg (31%)

葉酸(ビタミンB9) 3 μg (1%)

ビタミンB12 2.64 μg (110%)

ビタミンC 0 mg (0%)

ビタミンD 5 IU (1%)

ビタミンK 1.5 μg (1%)

カルシウム 6 mg (1%)

鉄分 2.41 mg (19%)

マグネシウム 22 mg (6%)

セレン 28.1 μg (40%)

リン 192 mg (27%)

カリウム 326 mg (7%)

塩分 80 mg (3%)

亜鉛 7.12 mg (75%)

コレステロール 68 mg



上記 %はアメリカにおける成人向けの
栄養摂取目標 (RDI) の割合を指しています。




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