2013年9月7日土曜日

食肉の主な成分

食肉の主な成分は水です。

他にタンパク質、脂質、無機質、
ビタミンなどで構成されています。

食肉のタンパク質は、
主に筋線維を構成するタンパク質、
筋漿に溶解しているタンパク質、
および結合組織を構成するタンパク質に
分けられます。

食肉中の脂質の多くは
中性脂質ですが、
それらのほとんどは筋間脂肪組織
および筋肉内脂肪組織(霜降り)に
分布します。

霜降りの存在により、
脂肪の含有量はバリエーションが大きく、
牛肉のロース(胸最長筋)では
40%を超えるもの、
豚肉のロースでも近年は10%を
超えるようなものも出てきています。

また、リン脂質も含まれますが、
これらは細胞膜等の膜に局在しています。

食肉中の無機質で
特に重視されているのは鉄です。

実際にはヘム鉄の形態で、
ミオグロビンおよびヘモグロビンとして
存在しています。

とくに豚肉において、
ビタミンB1(チアミン)が多く
含まれています。


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