食肉の主な成分は水です。
他にタンパク質、脂質、無機質、
ビタミンなどで構成されています。
食肉のタンパク質は、
主に筋線維を構成するタンパク質、
筋漿に溶解しているタンパク質、
および結合組織を構成するタンパク質に
分けられます。
食肉中の脂質の多くは
中性脂質ですが、
それらのほとんどは筋間脂肪組織
および筋肉内脂肪組織(霜降り)に
分布します。
霜降りの存在により、
脂肪の含有量はバリエーションが大きく、
牛肉のロース(胸最長筋)では
40%を超えるもの、
豚肉のロースでも近年は10%を
超えるようなものも出てきています。
また、リン脂質も含まれますが、
これらは細胞膜等の膜に局在しています。
食肉中の無機質で
特に重視されているのは鉄です。
実際にはヘム鉄の形態で、
ミオグロビンおよびヘモグロビンとして
存在しています。
とくに豚肉において、
ビタミンB1(チアミン)が多く
含まれています。
2013年9月7日土曜日
食肉の主な成分
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 コメント:
コメントを投稿